ファッションというのは奥が深くて、色だけを考えてみても、膨張色や収縮色というものがある。 膨張色というのは「実際よりも太って見える色」であり 収縮色というのは逆で「実際よりも細く見える色」のことだ。 もちろんただの目の錯覚なのだけれど、錯覚だろうがなんだろうがやせて見えるならそれでいいという結果至上主義の人はぜひ取り入れてみたらいいと思う。簡単に言って、膨張色は薄いピンクや薄いクリーム色、収縮色は黒や紺だ。つまり黒を着ればスレンダーに見えるということになる。 色だけでなく服のストライプを用いた錯覚もある。 縦縞を着れば細く見えるし、横縞なら太く見えるのだ。 さぁここでお待ちかね、大人気企画である「ポップスパのファッションリーダー講座」をあなたに送ろう。ちなみに本日が一回目(最終回)だ。 オーケーまず服は薄いピンクと薄いクリーム色の横縞のワンピースを用意しよう。なんでわざわざ膨張色で、しかも横縞なのかって?それは後で説明するから、とりあえず用意してくれ。まだ着なくていい。 次に体全体にペンキでも絵の具でもいいから、黒と紺を縦縞に塗っちまおう。全身タイツのように余すところなく縦縞にしてくれ。収縮色2色を縦に塗ることによって、あなたのボディーラインは実際よりもかなりほっそりと見えること間違い無しだ。服ではなく自分の皮膚に直接ペインティングするところが、僕がファッションリーダーたる由縁である。 ここでさっき用意したワンピースをガバっと着てくれ。これで完成だ。 服はすごく太って見えるファッション。皮膚には超ほっそりペイント。 こんなあなたが大好きなあの男と良い感じになってホテルに入ったとしよう。 ベッドに座っている二人。男はジーッとあなたを見ている。 決心したように服を脱がせ始める男。するとなんということだろう、今まで膨張色で太って見えていたあなたが、一瞬にして皮膚のペイントのおかげで超ほっそりと見えるじゃないか。アンビリーバボー。 「君ってちょっとぽっちゃりしてると思ってたけど、超スレンダーなんだね」 男はあなたのギャップに驚き、メロメロになってしまうだろう。後はとどめの一言を言ってやるだけでいい。 「私、脱いだらすごいんだよ」と。 きれいにまとまったところでまた明日。 インスタントコーヒーにはゴールドブレンドなるものが売っているだろう。 インスタントじゃなくてもゴールドブレンドはあるのかもしれないけれど、僕はインスタントコーヒーしか見たことはないのでインスタントの話をさせていただく。この辺から僕の育ちのよさを推察するのもまた一興だと思う。 ゴールドブレンドとは、コーヒー豆を一番おいしくブレンドしましたよ、ということだろうと思う。つまり一番おいしいコーヒーと解釈しても差し支えはないのではないか。 コーヒーだけじゃなく紅茶にもゴールドブレンドは存在しているらしい。おいしい紅茶葉をいろいろ集めてブレンドしたのだろう。 ということは緑茶にもありそうだ。緑茶ゴールドブレンド。ウーロン茶だってあるかもしれない。 そこで、それら様々なゴールドブレンドをブレンドしてみてはどうかと思う。もちろん適当にブレンドするのではなく一番おいしくブレンドするのだ。 つまりゴールドブレンドゴールドブレンド。 コーヒーよりも深く、紅茶よりも香り高く、緑茶よりも繊細で、ウーロン茶よりも存在感のある、究極のお茶ができあがるのではないだろうか。 ここでちょっと話を変える。 僕が小学生の頃、母親に昼ご飯は何を食べたいかと聞かれ、僕はサッポロ一番みそらーめん、兄はチャルメラしょうゆと言ってしまい、母親が混ぜたことがある。スープは問題なかったが、麺が全然違う食感なので結構まいった。やっぱりおいしいものとおいしいものを混ぜたって、超おいしくなるわけじゃないのだ。 話を元に戻そう。 コーヒーよりも深く、紅茶よりも香り高く、緑茶よりも繊細で、ウーロン茶よりも存在感のある、究極のお茶である「ゴールドブレンドゴールドブレンド」 どうでしょう、一度チャレンジしてみては。 うまいものとうまいものを混ぜてるんだから、きっと超うまいですよ。 (真夏の青空のような笑顔を満面に浮かべながら) 口の周りに歯磨き粉をくっつけて一時間放置したみたいに唇がカサカサに乾燥してしまっている。 口をちょっと開けるだけで、唇が切れてしまいそうになるため、ご飯を食べるのも困難だ。せっかくパンにマヨネーズとマスタードとレタスを挟んだスペシャルサンドイッチを作ったのに、口が大きく開けられず、パンを食べ、レタスを食べ、パンを食べ、レタスを食べという状態になってしまった。挟んだ意味が全然ない。 リップクリームなんて持ってないから水道水でじゃばじゃば唇を濡らしてみるんだけど全然効果がないし、時間が経つにつれてどんどんひどくなってくるし、ちくしょう、一体どうしたらいいんだ。 でもどうしようもないからこたつにもぐり込んで不貞寝して、1時間後に起きたら唇がえらいことになりました。パリッパリで開けられない。まいった。 トイレットペーパーが残り1ロールしかないのでスーパーへ買いに行った。 しかし僕は一ヵ月後に引越しを控える身だ。いつものように12ロールも入ったトイレットペーパーなんて買っても余って荷物になるだけだからいらない。半分の6ロールくらいのやつだって売っているだろうから、そっちを買おう。 スーパーに到着し、一目散へトイレットペーパー売り場へ行く僕。 6ロール:286円(なんかすごい高級そうなやつしかない) 12ロール:198円(僕がいつも買っているやつ) 結局12ロールを買った僕に訪れているこのやるせなさはなんなのだろう。 何を損したわけでもないのに心の中に芽生えてしまったこの敗北感はなんなのだろう。 ここ数日、ご飯を食べたあとは恐ろしく眠くなる。 「おいおい、俺は今、ご飯を消化しているんだぜ。脳みそを起こしておくほど体力に余裕はないよ」と体が言いはじめるとこのような状況になるらしいので、僕はどうやらご飯を消化するだけで精一杯の体らしい。箸より重いものを持ったことがないよりも貧弱な僕の体だ。 そして月曜日に運動した時のふくらはぎの筋肉痛が未だに完治せず、階段はおろか普通に歩くことにも支障をきたしている。規則正しいテンポで歩くことができず、時々バランスを崩しかけたりもする。ロボットですらもうちょっとマシな歩き方ができるだろう。 だめなんだよこんなんじゃあ。だめだだめだ。 もっとマシな生活スタイルで、もっと人間的な食生活で、健康的かつ充足した毎日を送らなくてはいけないんだ。よし、早寝早起き、一日三食、禁煙禁酒、適度な運動だ。 とここまで決心したところで、今日は大学の研究室での飲み会があることに気がつきました。 よーし、明日からは健康的な生活をするぞー(お腹一杯のときにするダイエット宣言以下の説得力。しかもこれを書いている今は午前2時) サブリミナル効果というのがあるだろう。 映画の中に5分に一度、一コマだけ「コーラを買え」と入れたらその日のコーラの売り上げが増えたという実験が有名なあれ。人間の潜在意識を直接刺激してコーラを買わせたとかなんとか。 でも本当にサブリミナル効果なんてあるのか。どうもウソくさい。 先述した映画館でのコーラ売り上げの話も、単純にその日が暑かったとか、エアコンが壊れてたとか、みんなボトルフィギュアがほしかったとかそんな理由じゃないのだろうか。だって認識できないほどの短時間の映像なんて、当たり前だけど認識できないだろう。 そしてサブリミナル効果を用いた広告は日本では禁止されていると聞いたことがある。効果があるのかないのかはわかんないけど、とにかくやめておこうぜ、ということだろうか。 でもどうせサブリミナルを用いることを禁止するなら、ここは一発ユーモアを発揮させて、普段放送しているテレビ番組の5分に一度、一コマだけ「サブリミナル効果を用いた宣伝は中止してください」と入れてみたらいいのに、と思う。 もし本当にサブリミナルに効果というものがあれば全員すぐに宣伝を中止するだろう。でももしだれもサブリミナル効果を用いた宣伝をやめないのなら、それはもう全然サブリミナルに効果なんてない、ウソっぱちということだ。 小学校の頃、スプーンとフォークがくっついたようなものがあった。 先端はフォークのようになっているけれど、スプーンのようにスープをすくうことも可能だったその食器。最近では全く見かけないけれど、あれはすごく便利だった。なんでダメだったんだろう。やはり形がかっこ悪かったのが原因だろうか。パイナップルみたいで結構いいと思うんだけど。それとも二つの機能が共に中途半端だったのが原因だろうか。たぶんこっちであるような気がする。 話は全然変わるが、どうしてそば粉はソバにしかならないんだろうか。 小麦粉はパンになるし、うどんにもなるし、パスタにもなる。だけどそば粉はソバだけ。別にそば粉で作ったスパゲッティとかがあってもいいと思う。健康にも良さそうだし。 いや、もっとハッキリ言ってしまおう。 そば粉で作った「うどん」があってもいいと思う。名前はそばどん。もしくはソドン。ウルトラマンに2分50秒でやられてしまいそうな名前だけど、きっとおいしいと思う。 いや、もしかしたらもうとっくの昔にソドンは考えられていて、単に全然人気がないだけかもしれない。そば派の人からは「こんなのソバじゃない」と言われ(そりゃあソバじゃなくてソドンだから仕方ない)、うどん派の人には「色が悪い」とか言われたりして。 結局ソバ派にもうどん派にも嫌われてしまいそうな中途半端なソドン。でも一回くらい食べてみたい。自分で作ってみようと思うほどじゃないけれども。 人間やっぱり正直が一番だろう。 他人を騙したってしかたがない。結局いつかはそのツケが自分に回ってくるような気もするし、やっぱり人間正直がいい。「正直は最善の策」ということわざもあるし、やっぱり人間、正直さをなくしてしまったらダメだと思う。 例えばウソをウソで塗り固めた人生を想像してもらいたい。初めは軽い気持ちで吐いたウソをごまかすためにウソを吐き、それがばれないようにまたウソを吐き・・・。まるで借金地獄みたいだ。借金を返すために借金をして、また借金をして・・・。 こんなのは誰だって嫌だ。ちょっとくらいバカにされたって、笑われたって、正直に過ごす方が楽だし、深い信頼関係も築きやすいと思う。少なくとも僕はそう信じている。 やっぱり人間、正直が一番だ。 それを踏まえた上で、さっそく本日の本題に入ろう。 「ネタがなくので書くことがないです。いやー、めんごめんご。まぁいいじゃん、一日くらいさ」 本日のテキストは現時点をもって終了です。御清聴ありがとうございました。 昔にも書いたことがあるけれど、コピーライターの人がコピーを考える上で「当たり前のこと」を書くのが一番難しいらしい。当たり前のことなんだから誰でも思いつく。だけど、誰も書けない。僕はコピーライターじゃないからどうしてそれが難しいのかはわからない。 でもどうやら当たり前のことを書くのはすごいことのようだ。なんて簡単なんだろう。当たり前のことを書けばいいだけなんて。しかもちやほやされるだなんて。 ということで僕もコピーライターの真似事をして、このブログ、ポップコーンスパのキャッチコピーを考えてみた。 さぁ、全員目を見開いて読んでくれ!これが誰にも書けない、超当たり前のキャッチコピーだ。 『ここはブログです』 ・・・・・・。 ということで、今日の更新はおしまいです。また明日。 ・・・やっぱり勢いだけじゃダメか(当たり前) 中学時代の先生から聞いた話。 夜中に彼女が起きてみると隣の家が燃えていたらしい。急いで旦那さんを起こす彼女。どうやら隣に消防車はきていないようだ。これは119番に電話をしなければと思い、彼女は旦那さんにこう言った。 「ちょっと、119番で何番だったっけ。電話しないと」 人間は焦ると正確な判断ができなくなってしまうという良い例だと思う。 昨日大学で非常口の案内板を見たら [←非常口→] となっていた。 もちろん冷静な今なら「ああどっちにも非常口があるんだな」というのはわかる。右に行けばまた非常口の案内板があるんだろうし、左に行っても同様にまた非常口案内があるのだろう。 だけど本当に非常時になったとき、この案内板を見て僕はどう思うだろうか。 やばいやばいと焦りながら非常口を探す僕。でもついに非常口の案内板を見つけたぞ。 [←非常口→] 案内板の前で立ちすくみ、ポカーンとしてしまう気がする。焦る気持ちだけはあるのに結局どちらに行けばいいのか判断できなさそうだ。あれ非常口どこだよ。はやくしないとやばいのに。どっちなんだよ。やばいのに。 「なんだよ、どっち行きゃいいのかわかんねぇよ!」 と焦りが爆発してしまい、今来た道をもどってしまうことだけは避けようと心に誓う。 運動不足を解消するために15分くらい外を走った。 カロリーは取るのに運動はしない。夜中にビールを腹一杯飲んで寝る。こんな生活を続けていたら健康だって危ないし、なにより二足歩行をするブタになるのは目に見えている。 ここは一念発起、少しずつでもランニングをして体を鍛えよう。運動をした後のビールはいつもより数倍うまいかもしれないし(こっちがメイン) ということで15分程度のランニングをした。これが2日前の話だ。 その結果、昨日今日と筋肉痛が酷すぎて歩けなくなったので、二日間こたつにもぐり込んでビールを飲んでいるだけの生活になった。ランニングする前よりも不健康な生活スタイルだ。 このままだと二足歩行のブタも危うい。こたつで丸くなるだけのブタだ。 最近血液型占いを全然聞かない。 一時期は僕がB型なんだと告白するだけで敵扱いだった。どうせB型だからマイペースなんでしょとか、B型なんだから他人のことなんでどうでもいいんだろとか。 B型の特徴をネットで調べてみれば「変人」とか出てくる始末だ。A型は几帳面、AB型は合理主義、O型は意志が強いとかなので、どう考えてもB型だけおかしい。スケープゴートとしか思えない。 冗談として受け取るならそんな血液型占いもおもしろいんだけど、子供達の間で問題になったらしく、血液型占いは廃れてしまった。やっぱりB型がいじめられたりしたのだろう。 ここで人生経験がちょびっと君達よりも多い僕が、すばらしいアドバイスをしてあげましょう。これでB型のあなたでも血液型占いなんて怖くない。方法は簡単で、血液型を聞かれたときにこう対応すればいい。 友人「お前、血液型なに?」 僕 「俺、Aだよ」 完璧だ。これでもう血液型占いでいじめられることはない。 一つ問題があるとすれば、それは「あいつ、自分の血液型を偽る癖があるんだぜ」という変人のレッテルを貼られてしまう可能性があることだけだろう。 『僕=B型=でも血液型を聞かれるとA型と答える=僕は変人=B型は変人』 あら不思議。信じていなかった血液型占いが真実になっちゃったよ。 「おいおいお前、それはちょっと無茶じゃないの」と思う機会は数あれど、やはりその点において星座の右に出るアウトローはいないだろう。星座に匹敵する可能性があるのは高田純次の発言くらいのものだ。 これがおおかみ座?へぇー、どこが頭でどこが尻尾? これがコップ座?ふーん、ビール飲み辛そうだね。 これが小馬座?あのさー、君、写真でもいいから馬を見たことある? そんな疑問がふつふつと湧いてくる無茶な星座達。さんかく座や髪の毛座にいたってはもう言うことなんてなにもない。僕の完敗だ。 調べてみてわかったのだが、星座は無数にあるのではなくて88個だけらしい。国際的な話し合いで決められたものである。僕なんかは星は無数にあるんだから、星座も無数にあればいいと思うんだけど。 「できました。新しい星座です。5200個の星を繋いでモナリザを描いてみたんです。指の一本一本からまつげまで、完璧でしょう。ぜひ新しい星座に加えてください!」 もちろん名前はモナリ座だ。 キレイにまとまったところでまた明日。 有言実行はかっこいい。 「今度のテストで100点取るから」と宣言してからテストで100点を取ればものすごくかっこいい。 「お前のために明日の試合では絶対ホームランを打つよ」と言ってからホームランを打てば彼女はもうメロメロだろう。 有言実行。それはかっこいい男にのみ許される行為である。いや、有言実行ができることがかっこいいということの定義である。 でも有言実行はなかなかできることじゃない。しかしなかなかできないことだからこそ、憧れるのだ。やる前から諦めてどうする。成せば成る、成さねば成らぬ、何事も。 よし、僕も有言実行の男になるぞ! ということで「俺、三日以内に絶対タバコ吸うから」という宣言をしてから禁煙しました。 これが一昨日の話です。今日一本タバコを吸いました。有言実行の完成です。 僕はやればできる子です。 今日はバレンタインデー。 これを読んでいる男性諸君は大好きなあの子からチョコレートをもらえただろうか。 密かに思いを寄せる相手がいる女性の方々はしっかりとチョコレートを渡すことができただろうか。 「どうせバレンタインデーなんて義理チョコ義理チョコ義理義理義理・・・」 なんていうすさんだバレンタインデーだった人には一言、ご愁傷様と言わせてもらおう。 パンパカパーン。ここで管理人である僕の本日のチョコ収穫数を発表しようと思う。 もちろん発表するってことはしっかりともらえたのです。いやっほぅ。一個ももらえなかった男どもは僕を羨望の眼差しで見やがれ!アーッハッハッハ!ええー、一つもないの、マジでマジデ?アーッハッハッハ! さぁ、お待ちかね、僕のチョコ収穫数の発表だ! 義理チョコ:0個 本命チョコ:0個 男友達から「このチョコうまいよ、食べる?」と言われて受け取ったチョコ:5個 『本日の更新は一身上の都合により中止となりました』 今バイオハザードをやっている。 これはゾンビがワラワラと出てくる館から逃げ出すホラーゲームだ。 このゲームをやっている間中僕はドキドキしっぱなしなんだけど、これは「怖い」というドキドキじゃなくて「突然ゾンビに襲われて死んでしまい、前回セーブしたところからやり直さなくてはいけなくなるのが嫌だ」というドキドキさだ。 体力はもうギリギリ。目の前に現れるゾンビ。ドキドキは最高潮だ。銃をパンパンと撃つ。やべぇ。撃っても撃っても死なないゾンビがよたよたとコチラによってくる。やべぇ、やべぇ。必死で銃を撃つ僕。だけどゾンビに抱きつかれた。 ぎゃあああぁぁぁぁぁ!死んだぁぁぁぁぁぁ! そんなわけで30分前にセーブしたところからやり直すのがめんどくさいからブログを更新してみたりしているのだ。 バレンタインデーが結構うらやましいと思う。 小学生くらいのときに、好きな子に対して「好きだ」なんて言うのはかなりの至難の業だろう。今だったらポンポン言えるのに、当時の僕にとってはそれはもう神業だった。 でも女の子はチョコレートを渡すだけでOKなのだ。たとえバレンタインデー限定だとしても、男にとってはそんな日は一日もないわけだからかなりの好待遇。もちろん「チョコを渡す=好きだという意思表示」なわけだから緊張はするだろうが、言葉に出して言うよりはかなり楽だと思われる。 なんだなんだ、女にはそんな便利イベントがあるのに、男にはないのか!卑怯だ!ずるい! そこでどうだろう、男にとってのバレンタインデーを設定してみては。 好きな女性にホワイトチョコを送ることで告白の意味を持たせるのだ。これで、告白はしたいけど言葉に出すほど勇気がない、というあなたもラブラブカップルは目前だ。 無言でホワイトチョコを渡す男。一瞬驚いたような顔をするも、すぐに微笑を浮かべ直す女。女は言う。 「ありがとう。私も君のことは気になってたんだけど・・・でも、自分で告白をする勇気もないなんて思わなかったわ。そりゃあチョコをプレゼントしようとしているんだから気持ちは伝わってるけど、ごめんなさい、あなたって、全然男らしくないのね。言葉に出す勇気くらい振り絞ってほしかったわ」 いやー、恋愛って、難しいものですね(勝手な妄想から導き出された平凡な結論) 就職活動を振り返って心に残っていることは、心理テストみたいなのを受けただけで落とされたことだ。適性検査という名目だったかもしれない。 50問くらいずらずら並ぶ問題。内容は「どちらかというとものごとを深く考える方である」といったようなもので答えなんてない。適当に答えたって絶対にばれない。 ということで適当に答えた。結果は落とされた。つまり「わが社には不適正です」と言われたのだ。ち、ちくしょう、なかなかやりやがるぜ。 もう一つ心に残っていることは、5人で集団面接を行なったときだ。志望動機を聞かれ、右端から答えていく。 「御社の社風がどうたら、私自信を成長させられるがどうとか・・・」 「私が御社を志望したのは私自信を成長させられる御社の社風にどうたらこうたら・・・」 全員答えが一緒だった。他の質問でも答えは同じだ。土壇場で答えをアドリブにするわけにもいかないのだろう。もちろん僕も事前に読んだ面接受け答え本をまんまパクって言った。御社の社風がどうたら・・・。だけど僕は落とされた。もしかしたら5人全員落ちたのかもしれない。 10月になっても就職が決まらず、僕はフリーターでいいやと考えていた。 もうこの会社が最後だなと思って受けた面接はアドリブ100%で 「志望動機は?」 「御社の仕事がおもしろそうだったからです」 そんな受け答えだった。かなりヒドイ。 だけど合格した。 僕が就職活動から学んだことは「まぁ、なんとかなる」ということだ。 ということで就職活動を控えている人は、この僕のすばらしい体験記をぜひ参考にして、フリーター街道をまっしぐらに突き進んで欲しい。責任は持たない。 いやぁ、人生って楽しいですね。 おはようございます。本日のこのすばらしい天気は、まるで僕の心を映す鏡のようであります。まぁまだ日は昇ってないですけれども。OKそんなの気にしない。 突然ですけど、なんと、卒業論文作成が終わりました。いやっほぅ。 すばらしい気分ですね。もうなにをしていても楽しいです。禁煙した後のご飯は超うまいって聞くけど、それに近いような気分と言えばわかりますでしょうか。まぁ僕は禁煙したことないんでその気分はさっぱりわかりませんけれども。OKいい加減。 実は朝っぱらからここまでテンションの高い理由は卒論完了以外にあるのです。 ウフフ、聞きたい?聞きたい?どうしよっかなー(鬱陶しくて嫌われるタイプ) 実はですね、卒業論文の作成は終わったんですけれども、まだ卒業論文報告会というのがあるのです。 何をするかというと 「大勢の学生達と教授達の前で」 「パワーポイントを使いながら」 「僕は一年間でこんな研究をしましたよ、すげぇだろ」 ということをやるのです。 ええもちろん僕の研究なんて薄っぺらです。特に何もやっていないのを水増し水増しで卒論を書きましたよ。何度も書き直しをさせられてやっと出たOKです。 卒業論文報告会?なにも言うことないぜハハハ。 いやぁ、人生って楽しいですね(悟りを開いた) 妖精は言った。「何でも願いを一つ叶えてあげるわ」 男は言った。「俺がなにをしても絶対に逮捕されないようにしてくれ。それなら金を奪い放題だし、女だってやりたい放題だ」 妖精は頷き、持っていた杖を振った。 その瞬間、男はカエルになった。 確実に一歩階段を登った日。 学校の給食でソフト麺というものがあった。うどんのように白くて結構太い麺だ。名前からも想像できるようにコシなんてものは一切なくソフトな歯ごたえだった。結構おいしかった。 ある日配られる今月の給食献立予定表。そこに表記されていた「ラーメン」の文字。 もちろん僕らは狂喜乱舞。 「まじで、ラーメン、まじで?まさか学校でラーメンが食べられるなんて、まじでいいの?」 そんな心境だった。 そして待ちに待ったラーメンの日。僕らの目の前にあるのはどう見てもソフト麺。 この仕打ちはないだろう。そりゃ成分はラーメンとまったく一緒なのかもわからない。だけどこれはラーメンじゃない。夢を見させるようなことを書くなよ。大人なんて、ちくしょう、大人なんて。 皿の上にはチャーシューという名目のハムが一枚のっていたことを覚えている。 動物園に行ったらシロサイとクロサイを見てもらいたい。 シロサイっていうくらいなんだから体色が白っぽくて、クロサイってんだから体色が黒っぽいと思ったら全然違う。実際は体色は一緒でアゴの形が違うらしい。 じゃあなんでシロサイ、クロサイと言うのか調べてみると、シロサイは口幅が広いため「ワイドサイ」と呼ばれていたんだけど、どこかの誰かがワイドをホワイトと間違えて「ホワイトサイ(シロサイ)」になったらしい。クロサイは、シロサイじゃないから、らしい。 なんだそりゃ。 これじゃあ隣の檻でニヤニヤしているカバに「そんなカバな!」と言われたって怒れない。 パンダが絶滅しかかっている理由を知っているだろうか。 人間の乱獲、それもある。でも「笹しか食べないから」という理由も大きいらしい。パンダはとても偏食で、笹しか食べないから栄養価が足りなくて死ぬらしい。僕が一年中カップラーメンを食べ続けるようなものだ。そりゃあ死ぬよ。 こんなことじゃあ隣の檻で鼻くそをほじっているカバに「あんたってカバね」と言われてしまっても歯を食いしばって耐えるしかない。 そういえば子供の頃「バカって言うやつがバカなんだよ」と言い返してくるヤツがいた。 その理論でいくと「カバって言うやつがカバ」なので、結局隣の檻で鼻くそをほじっているのはカバということになる。 以上、証明終わり(収拾がつかなくなった) 一回溶いたらおしまいよ!(月に代わっておしおきよの発音で) ジューサーとミキサーの違いもわかっていないのに、ダメ押しの一撃として存在する調理器具。それがフードプロセッサー。この三つはどこが違うんだろう。さっぱりわからない。 そんなフードプロセッサーのテレビショッピングを見た。 すごくよく切れる包丁ではかぼちゃをスパスパ切ったり、スポンジでは頑固な汚れをサッと拭き取ってしまったりと、毎回すごいことをしてくれるテレビショッピング。今回のフードプロセッサーもきっとすごいことをするんだろう。これは覚悟を決めて見なければ。 テーブルの上に置かれているフードプロセッサー。 フードプロセッサー使いと見られるおっさんが、テーブルの横からなにかを取り出す。卵だ。 フードプロセッサーの中に卵を割るおっさん。 フードプロセッサーの蓋を閉め、電源を入れた。ブイイィィィン。 「どうですか、このふんわりとした溶き卵は!」 おっさんから言い放たれるまさかの一言。フードプロセッサーという最新機器を使ってつくる溶き卵。な、ま、まさか溶き卵だなんて・・・。そんなの容器と箸があればすぐできるのに。 超セレブな人は一度着たドレスは二度と着ないとかいうのを聞いたことがあるので、たぶん、このフードプロセッサーもそういう人がメインターゲットなんだと思う。あれで溶いた卵じゃないと食べないわ、みたいな。一回溶いたらおしまいよ、みたいな。 女はチョコをあげようとドキドキし、男はチョコがもらえるかどうかワクワクし、僕はちくしょう堕落した商業主義者めと愚痴を言うバレンタインデーが近づいている。この時期になると突然「甘いものは嫌いなんだよね」とか言い出す人は僕と同じ種類の人間である可能性が高いです。仲良くしましょう。 チョコレートアレルギーというのをご存知だろうか。 余り知られていないことだけれど、チョコレートに対してアレルギー反応を示す人がいるのだ。症状が酷い人になるとアナフィラキシーショックを起こして死亡した例もある。カカオに含まれている成分によって引き起こされるアレルギーなので、チョコレートである以上これはどうしようもない。 そしてチョコレートアレルギーの怖いところは、今まで全く症状がなかったのに、ある日突然症状を発生させる可能性があるということだ。つまり、昨日まではチョコ大好きだったのに、次の日にチョコを食べたらアナフィラキシーショックを起こしてしまうかもしれないのだ。 ということで恋をしている女性のみなさん、2月14日のバレンタインデーは、恥ずかしがらずにぜひ、大好きなあの人にチョコレートをプレゼントしてあげてくださいね(太陽のように眩しく輝いた笑顔で) 妻と夫が深夜、ベッドの中で横になりながら話し合っている。 「私にとって一番辛いのはあなたと話せなくなることよ」 「でも絶対にいつかは、どちらかが先に死ぬんだ」 「それはわかってるわ」と妻は言った。少しの沈黙の後、再び妻は話し始める。 「・・・イタコってあるじゃない、超能力みたいなの。もしかしたら、あれ使えば・・・」 「もしかしたら、どちらか一人が死んでからも二人で話し合えるかもしれないね」 時は経ち、妻は有名なイタコの元へ足を運んだ。イタコに向かって彼女は重々しく口を開いた。今にも泣き出しそうな顔をしていたが、なにか決意のようなものを感じさせる雰囲気だった。 「去年亡くなった夫と、もう一度話をさせてもらえませんか?」 イタコは頷き、少し震えた後、静かに話し始めた。 「・・・ひさしぶりだね・・・」 「本当にあなたなの?そこはあの世ってトコロ?」 「ああそうだよ。君がいない時間はとても辛いものだった。また話せるなんて、夢みたいだ・・・」 妻は家に帰るとベルを鳴らした。内側で鍵を外すガチャリという音がし、夫がドアを開けた。 「やぁおかえり。どうだった今日のイタコは?」 「完全な詐欺師ね。あなたはあの世から私に話しかけて来たわ。いつも通りよ」 2月3日の今日にあるイベント恵方巻き。 恵方の方角を向き、無言で太巻きを食べることで幸せが訪れるという素敵イベント「恵方巻き」。おお、こんなに簡単に幸せが訪れるなら僕もぜひやろう。太巻きなんて安いもんだぜハハハ。 僕の財布を覗いてみると210円しか入っていませんでした。 コンビニで売っている110円のシーチキン巻きでも幸せは訪れるのでしょうか。結果は来年の今ごろになればわかると思います。がんばります。 流れ星に言いたい願い事は「流れ星が数え切れないぐらい流れますように」です。 僕の辞書に夢とか希望とかはありません。よろしくお願いします。 人は「人間的なことをする人間以外のもの」が好きだと思う。 二本足で立つレッサーパンダや、パラパラを踊るロボットや、ウォークマンを聞く猿などを考えればそれはわかる。学ランを着ていた猫、いわゆるナメネコは大ブームになったし、先に挙げたレッサーパンダも連日動物園を来場者で埋めていた。やはり「かわいい動物」という要素も大きいだろう。 ブームはお金になる。 ブームにはマスメディアの力を駆使することはもちろんのこと、「口コミ」という行為もかなり効果があると言われている。真実かどうかはわからないが、ある商品を口コミで広めるためのバイト、女子高生などを雇い、友達や知り合いに商品について喋ってもらう、というバイトもあるらしい。 なるほど、口コミを操作するのか。勉強になる。 人気の出る秘訣1:人間的なことをする 人気の出る秘訣2:かわいい動物 人気の出る秘訣3:口コミで広める ということで僕の理論を総合して考えると、次のブームは「人面犬」とでました。 人間的な部分は言わずもがな、胴体は根強い人気の犬で、なんと口コミは自分自身で行なえます。 「あー、どうも、人面犬です。なんか今、人面犬、人気すごいらしいっスよ」と。 バイオテクノロジーを駆使して何かブームを起こしてみたいという人、ご連絡をお待ちしております。 |