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2006年5月28日 シーチキン忌憚

大発見をしたので、その報告をします。

僕は普段、これでもいっちょまえにもサラリーマンなのです。サラリーマン。漢字変換するなら『給料泥棒』とでも書くのが一番適切ではないかと思いますけれども。

そんな僕が先日、会社で必死に働いているフリをしていると、どこからともなくシーチキンの匂いがしてきたのです。シーチキン。ツナ缶に入ったあのシーチキンの匂いです。4缶300円位のシーチキンの匂いです。

まだ昼食時には早いのになと訝しんだ僕は、隣で仕事をしているように一見見える同期に
「なんだかツナ缶の匂いがする」
と聞いてみたのに、返ってきた答えは、そんな匂いはしないって言うんです。

あれ、おかしいな、と。この匂いはシーチキンの匂いなのに。鼻をほじってみても僕の鼻にシーチキンは詰まっていないし、同期の男も鼻にせんたくばさみを挟んでいる様子もないし。

でもたしかにシーチキンの匂いが漂っているオフィス。でも誰もそれを気に止めている様子はない。

くんくんと鼻をひくつかせる僕。あれ、これはシーチキンの匂いに似ているけど、シーチキンの匂いじゃないかもしれない。くんくん。うん、シーチキンっぽいけど、なにか別の匂いだ。くんくん、くんくん。

ということでその匂いの元は先輩社員が飲んでいた玄米茶でした。

「玄米茶の匂いってシーチキンの匂いにそっくりなんだぜ」

さぁみんなもこの衝撃的大発見を友達に自慢してやりましょう。

(隣に座る同期にこの発見を報告したらすごい目で見られた。雨の降る夜、ビルとビルとの間に捨てられたかわいそうな犬を発見したんだけど、その犬の大きさが2mもあって「ああ、俺に君は手に負えないよ、ごめんな」と心の中で謝りながら走って逃げ出す時、人はああいう目をすると思う)



2006年5月25日 上司が読んだらクビ

右脳は感覚的な動作を行い、左脳は計算なんかを行なっているという話がある。

僕の仕事は技術系なことに属するため、左脳が常にフル回転、だと思っていたんだけど、今日仕事中に頭の右側だけの頭痛があった。右脳だけ痛い。

なんでだ、フル回転しているのは左脳じゃなくて右脳なのか。
これでも一生懸命考えて仕事してるつもりなのに、実は左脳はサボりまくっていて、右脳だけで、カンで仕事をしているのか、僕は。

「よーし、なんでか右側だけ頭痛がするから、今日はホームーページの更新はこれでいこう。内容は・・・」

なんてことを考えながら仕事をしているのが悪いような気もする。
仕事に割いている脳みそ比率がかなり低そうだな、と自分でも思う。



2006年5月23日 キスの日

なんでも今日はキスの日らしい。KISSの日だ。決して地獄の軍団の日じゃないので勘違いしてジーンシモンズにお祝いメールとかは送らない方がいい(知らない人は置いてけぼりなネタ)

ここを読んでみると、昭和21年の今日に、日本で初めてキスシーン入りの映画が公開されたらしい。だからキスの日。

じゃあなぜ日本で初めて映画にパンチパーマが出てきた日をパンチパーマの日にしないのかとか、キスの日はあるのにそれ以上の行為の日はなんでないのかとか(下ネタ)、そんなことが頭を過ぎるけれども、そこは僕は大人だ。グッと意見を飲み込んで我慢しよう。
でもくそ、せめて坊主の日くらい作れよ。出演者が全員坊主の映画でも公開すればあきらめて作ってくれるかもしれないなぁ・・・。誰かそんな映画作れよなぁ・・・。

「へぇ、今日はキスの日なのか」
と初めて聞いて驚いた人もいるかもしれない。

「じゃあもしかしたら管理人のファーストキス体験談とか、なんかそんな甘い話が聞けるのか?」
とか考えた人もいるかもしれない。

そんな話が始まる気配はまったくないまま、結局、ハードロックとパンチパーマと下ネタだけを振り撒いて、キスの日のテキストは終わる。



2006年5月21日 ビューティー外

このまえ町を歩いていたら、僕にビラを渡そうとしているキレイな女性がいたので、快く受け取ってみた。彼女の隣にも同じようなビラを配っている背の高い男がいて、僕にビラを差し出したかもしれないけれど、まぁその話はどうでもいいや。

その渡されたビラが美容院のものだった。
ヘアーメイク。セレブ。スタイリストカット。デジタルカール。そんな言葉が所狭しと踊っている。

そのビラを読む坊主の僕。一体彼女は僕にどうしてもらいたかったんだろう。空気感いっぱいの爽やかヘアーとか言われても、安物たわしみたいな僕が空気感を増したって使いづらくなくだけだし、セレブとか言われてもいつの間に毎日カップラーメンを食べることをセレブと呼ぶようになったのか僕にはわからない。

でもまぁ捨てるのもなんだしな、ということでビラを家まで持って帰ってきて、こうしてネタにしてみたりしている。ビラに大きく美人のモデルさんが印刷されているから、という理由もあるかもしれない。たまたまそれはいま画鋲で壁に留められていたりもする。



2006年5月18日 飲生活

僕の食生活はかなり貧困なんだけど、実はなにを隠そう、僕の飲生活は充実していたりする。というよりも、食生活の貧困さを補うために、飲生活を充実しないと生命に係わる。誇張無しに。

僕はほとんど料理をしないので(僕の場合『包丁を握ること=料理』という定義と考えてもらえばいい。ラーメンに入れるためにネギを刻めば、僕は「料理をした」と言い張る。でもその程度の料理も僕はしない)、野菜がどうしても不足してしまう。コンビニ弁当にまともな野菜なんてないし、カップメンにはなおさら入っていない。

だから野菜ジュースを毎日飲む。
野菜ジュースはまともな野菜なのか? という質問は無視させてもらおう。

「現代人にはカルシウムが不足しがち」という表現を良く聞く。一般的な現代人すらカルシウム不足であるなら、僕なんかがカルシウム過剰摂取であるわけがないので、カルシウムも意識して取らなくてはならない。

だから牛乳を毎日飲む。

でも最近はなんだか、牛乳は悪だ、みたいな風潮がある。アレルギーとかたんぱく質が悪いとか、そういうことは良くわからない。でも「私は牛乳じゃなくて豆乳を飲んでいるよ」という意見は良く聞く。根拠はさっぱりわからないけれど、なんだか妙に健康に良さそうな響きがそのセリフにはある。

ということで豆乳も毎日飲む。

朝起きる。顔を洗って、トイレに行って、歯を磨く。その後に朝食だ。

コップ半分まで野菜ジュースを入れる。そしてコップ3/4まで牛乳を入れる。残った容積に豆乳を入れる。それが僕の朝ごはん。この比率に理由なんて全然ないんだけど、朝はこの比率で飲んでいる。

会社から帰ってきたら、その三種類の健康用ドリンクを適当にまぜて飲む。朝のように決められた比率はなく、牛乳を多くしてみたり、ほとんど豆乳だけで飲んでみたりと様々だ。

もちろんおいしくなんてない。健康に良さそうな味、とでも言えばわかっていただけるかもしれない。

そして夕食のお供には発泡酒。ぐびぐび飲む。超うまい。
たばこもスパスパとのむ。超うまい。

ということで、これから発泡酒を飲みますので、さようなら。



2006年5月16日 母の日のプレゼント

今日スーパーへ行ったら、母の日のプレゼント用だったのだろう、「いつもありがとう」という白抜き文字の印刷されたピンク色のシールが貼られたケーキが売られていた。

そしてそのピンク色のシールに少しだけ被さるように張られた「半額」シール。

「いつもありがとうお母さん。感謝の気持ちを込めて、僕から、はい、プレゼント」

そんな感動シーンも、たった一枚の半額シールで台無し。別に感謝の気持ちが半分なわけじゃないのに、漂い始める気まずさ。打開策は見当たらない。

こんな時期ハズレで、しかも半額シールが貼られた、尚且つケーキの賞味期限って2日も経ったらやばいんじゃないのオーラが漂う物体を一体誰が買うのだろうか。

まさか険悪な嫁姑関係真っ只中の嫁が
「はい、お義母さん、いつもありがとう」
とでも言ってプレゼントするのかな、なんて考えながら会計を済ませ、スーパーを出る。



2006年5月15日 悪魔の囁き

会社には社員食堂がないので、僕は毎日最寄のコンビニでお昼ご飯を買っている。コンビニ弁当を買ったり、カップラーメンを買ったり、カップうどんを買ったりするわけだ。

先日、コンビニに行こうと会社を出ると、先輩社員から声を掛けられた。
「一緒にご飯でもどう?」

もちろん僕は尻尾を振ってほいほいとついていくことにしたわけだ。

そこはやはりベテラン社員。給料は僕なんかと比較にならないほどもらいやがっているわけで、お昼ご飯も僕なんかと比べ物にならないくらい豪勢なわけです。ちくしょう、800円オーバーの定食なんて昼間から食べやがって
(僕の普段、カップメン:180円)

普段取れない栄養価を取ってやるとばかりに僕は定食を頼んで、がつがつ食べたのです。どうせ先輩のおごりだろ。フハハ、ラッキー、とか考えていた。

まさか会計のときに
「お会計はどうされますか?」
「別々で」
とか先輩社員がほざくことも知らずに・・・。

痛恨の一撃を喰らった僕の財布。でもまだなんとかなる。晩御飯を節約すれば大丈夫だ。

そしてその次の日。
お昼になり、コンビニへ行こうと会社の外へ出ると、見慣れた顔が。
「ご飯一緒に行こうぜ」

そして『会社の上下関係』という見えない鎖に引きずられる哀れな新入社員の晩御飯はまたカップメンになるのです。



2006年5月11日 教師がナースに転職した日

先日、レンタルビデオショップに行って、きょろきょろと挙動不審におもしろそうなものを探し始めた僕。ここならいくら挙動不審にしても通報されないから安心だ。

何を借りようかな。
アクション?ホラー?それとも渋くドキュメンタリーなんかはどうだろう。

レンタルショップのルールとして、DVDを借りたことがある人ならわかるだろうけれど、DVDを借りるときにDVDをパッケージのままレジへ持っていくのではなく、パッケージから透明なプラスチックケースに入ったDVDソフトだけを抜き取って持っていくというシステムになっている。少なくとも僕が行くレンタルショップはそうなのだ。

ここで、この文章を読んでいる皆様方に問うてみたい。

「もしナウシカのパッケージの中に、トトロのDVDが入っていても、それに気がつきますか?」
ということを。

先日の僕がまさにこの状態だったのだ。

パッケージが面白そうだったので、そのDVDを借りる決心をし、ソフトを取り出す僕。だけどそのソフトが本当に僕が借りたいDVDなのかの確認なんてしていない。レジでも気がつかなかった。家に帰って、DVDを再生して初めて気がついた。

なんだよ、ちくしょう、俺が見たいDVDじゃねぇ。
詐欺だ。くそ、金返せ。

文句でも言いに行こうかなぁ。でもなぁ・・・。

借りたのエロビデオだしなぁ・・・。



2006年5月9日 社会人生活

先日アパートに帰ってドアに鍵を差し込んだのに、どうやっても鍵が回らなかった。

なんだよ、ちくしょう!と乱暴に鍵をねじっても回らないし、鍵なんて元々閉めていなかったのかなとドアノブをガチャガチャやってみてもドアは開かない。

ふとドアノブから目を上げて部屋番号を確認すると204号室だった。ちなみに僕の部屋は304。

先日、書類に年齢を書く欄があり、自信満々で「21歳」と書いたのに、隣に座る会社の同期が「22歳」と書いていた。あろうことか彼に向かって「なんでこいつは自分の年齢を間違えてんだ、バカでー」と考えてしまった。
バカは僕だった。

僕は夕食時に毎日一缶か二缶程度、発泡酒を飲んでいる。

そんな僕の昼食はいつも会社でコンビニ弁当を食べているんだけど、先日、用事があって昼休みに家へ帰らなくてはならず、帰る途中にコンビニへよって弁当を買い、アパートにたどり着いて、テーブルに弁当を置き、冷蔵庫を開けて、発泡酒を取り出し、プルトップを開けて、一口飲んで、「ぷはー、うめぇ」と感じた後に、テーブルに戻り、弁当の横に発泡酒の缶を置いたところで
「そういえば、今はまだ仕事時間中だった」
ということを思い出した。「家の食事=酒」になってしまっている僕の脳みそ。習慣怖えぇ。

そんないい加減な毎日を送っている。



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