待ち合わせがあるのに寝坊した。 テスト当日なのに全然勉強してなかった。 運転中に突然横から猫が飛び出してきた。 コンビニのレジに商品を持っていってから財布の中に全然お金が入っていなかったことに気づいた。 自動車学校での仮免試験で「こんなの落ちるやついねぇよ」とのたまっておいて落ちた。 シュークリームを食べたはずなのに納豆の味がした。 会社の入社式なのに遅刻ギリギリに出社した。 会社で作製した報告書の名前の欄にポップスパと打ち込んでいるのに3秒間気づかなかった。 さあ、どこからが僕の実体験でしょうか? 自分の税金がどのように使われたのか、給料明細みたいに明らかにされたら、みんなもうすこし積極的に税金を払うんじゃないか? カレルチャペックの本を読んでいたらそんな文章が目に入った。たしかにそうかもしれない。「あなたの給料から引かせていただいた所得税は、広島県の道路の舗装に使われましたよ」とか「神戸市の学校の先生の給料につかわせていただきました」などということを個人個人に通知するのだ。 うん、それはすごくおもしろそうだ。 ふーん僕の税金は福祉にしっかりと役に立っているんだなと思えるし、よっしゃ私があそこの市役所員の給料を払ってあげてるのよフフンとか思える。これはすごく楽しそうだ。 でも、まだ手放しで賛成することはできない。 もう少し深くこの「税金使用用途通知制度」とでもいえる制度を考えてみたい。 この税金使用用途を個人個人に通知する制度だってもちろん無料でできるわけじゃない。ハガキで通知するにしてもサイト上で通知するにしても、やっぱりお金はかかる。そしてそのかかったお金ももちろん税金であるはずだ。 つまり、日本中で何十人かは 「あなたの税金は、税金を何に使ったのかをみんなに通知するために使わせていただきました」 という通知を受け取ることになる。 この通知を受け取った人は、ええー、と思うだろう。僕なら思う。 だったら通知なんてするなよ、この制度をやめたら俺の税金分もっと有意義に使えるじゃん。 そう思うと思う。 でもそう思うのは日本でたった数十人。その他大多数の人は、あいつの給料は俺の金だ、とか、あそこの道路は俺のもんだ、という話で盛り上がれる。盛り上がれないのは数十人だけ。 その数十人の間ではものすごく強い絆が生まれそうだけど、それはまた別の話だ。 夏ももうあとはチャイムを鳴らしてドアを開けるだけ、というくらいにまで近づいてきたこの頃。 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 今日はステキな金曜日。友達同士で飲み会、恋人同士でシックな時間、いやいや金曜ロードショーだけが楽しみなど、いろいろな過ごし方が金曜日にはある。なんてったって明日は休みだ。週休二日制万歳、夜更かし万歳。明日の土曜日も仕事があるという人にはご愁傷様としか言えないけれども(来週の土曜日、実は僕の会社は仕事なのです。つぶれてしまえ) しかしそんなステキな週末にもかかわらず、ポップコーンスパなんてサイトを更新している僕の週末の予定が気になる人もいるかもしれない。どうせ一人で寂しい週末なんでしょ、とか思っているだろう。フフフ、そこは否定できないから何も言わないけど、でも一人の週末だっていいじゃない。一人だって楽しいことは沢山ある。それに実際、僕は今ものすごくウキウキ気分になっている。 なぜなら、今日の会社帰りに、ワンピース全巻(41巻まで)を、一気に買ってきたからです。 大人買い万歳。サラリーマン万歳。 ということで、これからお風呂に入って、久しぶりのチューハイを飲みながら、ワンピース三昧です。 いやっほぅ。 なんだか最近脳トレーニングがゲームやテレビ番組なんかで流行っているので、僕も便乗してみようと思う。 昔は20歳を越えたら脳みそは廃れていくだけだと考えられていたんだけど、最近になって、トレーニングを行なえば20歳を超えても脳は発達していくことがわかったらしい。トレーニングを全然しない僕の脳みそはひたすら衰退へ向かってまっしぐらなので、僕もトレーニングをしようと決意したわけだ。決して最近流行っているから便乗したわけじゃない。 脳のトレーニング方法では、簡単な計算を連続してやったり、図形を覚えたりと様々なものがあるけれど、その中で、一枚の写真が少しずつ変化していくのを観察するのがあるだろう。 「あれ、どこが変わったんだろう?」 「うーん、どこも変わっていないよなぁ」 と試行錯誤するのがとても脳に良いらしい。この絵が変化していくトレーニングでは、結果がわかることが重要なのではなく、試行錯誤が重要なのだ。 (参考リンクはコチラ) じゃあ間違い探しでも脳トレになるんじゃないだろうかと思う。間違いを探すために試行錯誤をするんだから。 まったく科学的根拠はないけど、たぶんなるだろ。うん、なるなる。 ということでこれを読んでいるあなたに間違い探しの問題をひとつ。 さぁ、レッツ脳みそアップグレード! Q 下の「璧」の漢字の群れの中に、「壁」が三つ混じっています。どこでしょうか? 璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧 璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧 璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧 璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧壁璧璧璧 璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧 璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧 璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧 璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧 璧璧璧璧璧璧璧璧壁璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧 璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧璧 どうでしょう、答えはわかりましたか? 三つの位置がわかるまでやれば、あなたの脳もきっとものすごくトレーニングになっていると思う。あんまりやりすぎると目に悪いかもしれないけど。 試行錯誤が脳トレーニングになるので、本当は答えを示さずに終わるのが一番だと思うんだけど、それじゃあやっぱり無責任だろうから、最後に答えを示して終わろうと思う。 それじゃあさようなら。 間違い探しの答えは 「右から4列目の上から4番目」に一つ 「左から9列目の下から2番目」に一つ 以上です。 いや、ほんと、試行錯誤がね、間違いを探そうとする気持ちがね、脳トレにね、いいんですよ、まじで、あれ、なにその握りこぶし・・・。 仕事中に垂れ流されているラジオを聴いていたら、星座占いをやり始めた。 おうし座の恋愛運はどうだとか、おとめ座の今週の恋愛はどうなるだとか、みずがめ座は好きな人にアタックするには最高の週ですとか言っている。まぁ正午近い時間だし、時間帯的需要は恋愛運を占ってくれというのが多いのだろう。 そんな中で僕のてんびん座は 「あなたの今週の運勢は良いので、もし今壁にぶつかってしまっている人は、壁を乗り越えることができるでしょう」 というものだった。 なんでてんびん座は恋愛運じゃないんだよという文句は横においておいて、日本全国にいるてんびん座、日本総人口を1億2000万人とすると、12分の1の1000万人がてんびん座になるわけだけど、その1000万人が全員壁にぶち当たって悩んでいて、でも壁を乗り越えて人間的に成長する、ということを想像してみる。 ある会社では 上司「おい、お前、なんだこの企画は、やりなおせ」 てんびん座の社員「は、はい・・・すみません(ああ、俺ってだめなサラリーマンだな)」 ・・・そして新しい企画を上司に提出 上司「・・・・・・」 てんびん座の社員「・・・(ああー無言だよ。また怒られるよ。沈黙の説教だよ)」 上司「・・・すばらしい企画じゃないか、これでいこう!」 てんびん座の社員「あ、ありがとうございます」 またある所では てんびん座の漫画家志望「ああー、ついに漫画賞の発表だよ、どうなったんだろう」 雑誌をパラパラと捲るてんびん座の漫画家志望 てんびん座の漫画家志望「あーあ、やっぱり俺の名前ねぇよ。やべーよ」 家に帰ると携帯電話がプルルルと鳴り始めた。 てんびん座の漫画家志望「もしもし?」 編集者「今回は君のやつ落ちたけど、おもしろかったからまた描いてよ」 てんびん座の漫画家志望「あ、ありがとうございます」 なんてことが日本全国で起こってしまうわけだ。すごい。てんびんすごい。 ああー、僕はてんびん座でよかったなぁ、ハッピーだなぁと考えながら、お茶を口に含んで、ゆっくりと飲み込む。そして僕の目の前のパソコンにはさっきから全然進んでいない仕事。壁に衝突して、乗り越える前にクラッシュ。 短編小説『午前4時33分』を更新しました。 突然だけど、問題を一つ。 あなたはホットケーキを3枚作ろうと考えて、大きめのフライパンを一つ用意しました。そのフライパンは一度に2枚のホットケーキを焼くことができます。ホットケーキの片面を焼くのに1分必要だとしたとき、最短何分間で3枚のホットケーキを焼き終えることができるでしょうか? この問題は、僕が小学生の時に本かなにかで読んだものなのだけれど、今でもよく覚えている。問題の細部は忘れているので僕が勝手に書いたものだけれど、大体こんなような問題だった。 「3枚のホットケーキを作ろうとして2枚同時に焼けるフライパンを用いたとき、最短で何分?」 普通に考えたら4分かかる。同時に2枚のホットケーキを2分間かけて焼いた後、もう1枚のホットケーキを2分かけて焼く。当時の僕はそう考えたし、もし僕が実際にこの状況になったときにも、4分かけて3枚のホットケーキを焼くだろう。 でもこの問題の解答は次のようなものだった。 (自分が焼くべき3枚のホットケーキを、ホットケーキA、ホットケーキB、ホットケーキCと呼ぶことにすると解答がわかりやすくなるのでそう表記する) 答え:3分 まずA、B、2枚のホットケーキをフライパンに乗せて片面を焼く。これで1分。 次にAの裏面とCの片面を同時に焼く。これで1分。 最後にBとCの裏面を同時に焼く。これで3分。ハイ3枚焼けた。 そりゃあたしかに3枚焼けてるのは否定できない。うん、焼けてる。 でも片面だけ焼いたホットケーキを一時的に皿か何かに乗っけておいて、後から裏面を焼くなんて、なんなんだそりゃ。 10年位前にたった一度目にしただけの問題にもかかわらず、今でもたまに思い出しては「それはなんだか違うよなぁ・・・」と思ったりする。 僕はホットケーキ3枚をしっかりと4分かけて焼ける男になりたい。 僕が一ヶ月以上に亘り、毎日50回も腹筋をしている理由は 「夏も近いのに、体がひょろひょろじゃあ格好悪いから」 ではなく 「腹筋が割れている男が好きなの、という好みを持つ女性と付き合っているから」 でもなく、ましてや 「80年代のボディービルダーのようにパンパンに膨らませた筋肉に憧れているから」 でもない。 僕の腹筋の理由は 「最近ビールを飲みすぎてお腹が出てきたな」 と感じているためです。 え? だったらビール飲むのをやめろ? ・・・・・・そして僕は今日もせっせと腹筋をするのです。 48・・・49・・・・・・50! やった、今日の腹筋ノルマは達成だ! 一汗かいた後のビールはいつもよりおいしいので、以前よりビール量が増えました。 とてもカレーが食べたくなったので、会社の帰りにスーパーへ立ち寄り、材料を買って、ウキウキしながらアパートの扉を開いた。ただいまを言う相手がいない現実に直面しいきなりテンションが下がる僕。 あーあ、やっぱり世の中、金だよなぁ(唐突) 気を取り直してカレー製作に取り掛かろう。 まず鍋に水を入れる。 たまねぎとジャガイモなんてどうせ溶けるからと皮をむいて、ボトンと鍋へ。 にんじんもまぁ三つくらいに切ればいいや。 豚肉もパックを逆さまにしてボチャンと鍋へ。 もちろん水はまだ沸騰すらしていない。 でも後は適当に時間が経ったらルーを入れて完成。やったね。 30分くらい音楽を聞いたり本を読んだりと時間を潰す。よーし、そろそろいい頃だろうと思ったところで気がつく。ご飯炊くのすっかり忘れてた。 すでにお腹と背中はくっつきかけていたけれど、仕方ない、ご飯を炊こう。 空腹は最高の調味料という言葉もある。これでカレーが何倍もおいしくなるのなら安いものだ。 そして米を切らしていたことに気がついたのです。残りおおよそ0.3合。 「・・・インスタントラーメンにカレーをかけて食べたらうまいかなぁ」 そんなことを考えながら、今、このテキストを半べそで書いているのです。 言い訳をしないのが潔くて良い、なんてことはないと思う。 例えば待ち合わせに僕が遅れたとする。 相手「どうして遅れたの?」 僕 「・・・・・・ごめんなさい」 相手「ねぇ、どうして?」 僕 「ごめんなさい」 相手「理由を聞いてるの!」 僕 「僕は言い訳はしない主義なんだ」 多分、ぶん殴られるかパンチされてしまうだろう。もし僕がこんな対応をされたらかなりイラっとくる。「なんだよ、なんか理由言えよ。ウソでもいいよ」そう思う。 ということで、言い訳をしないのがかっこいい、なんて美徳はくしゃくしゃに丸めて捨てることにして、今日のテキストでは言い訳について考えてみたいと思う。 「そもそも言い訳を必要としないように、約束をしっかりと守れよ」という真っ当な意見も美徳と同時に捨ててしまったらいいと思う。僕は捨てた。 まず始めに、言い訳を必要とするような状況下で、僕達が行なえる行動を2つに分けてみよう。あなたはどちらの行動を取るだろうか? 1:約束を守れなかった本当の理由をはっきりと言う 2:ぐちゃぐちゃと言い訳をする。 ポップコーンスパを覗いてくださっている皆さんは、間髪要れずに「2」を選んでくれたことと思う。本当の理由をはっきりと言う?ハハハ、ありえないね、余計に怒られるだけだからね(後ろめたい人生を送る人の考え方) 次に、言い訳として可能性のあるパターンを2つに分けてみた。 1:約束を守れなかった本当の理由っぽい言い訳をする。 2:ユーモラスにパンチの効いた言い訳をする。 これは言い訳をする相手によって対応を変えるのが無難だろう。 例えば会社の上司に「2」を行使すると、即刻翌日から毎日が日曜日になってしまう可能性が高いからだ。パンチの効いた言い訳の具体例としては 上司「バカヤロウ、どうして遅刻したんだ!!」 自分「ちょっと世界の危機を救っていまして・・・」 上司「・・・・・・・」 ということでクビだ。ヒーローはいつだってつらい。ホームレスのヒーローになるのが嫌なら、あまり冗談の通じない相手に対しては「1」の本当っぽい言い訳をするのが吉だと思う。 でも、友達との待ち合わせに遅れたくらいだったら、もう思い切ってパンチの効いた言い訳をしてみるのも良いんじゃないだろうかそりゃあ何度も何度も「世界を救ってたんだよ」と言っていたら自分が救えない状況に陥ってしまうけど、一回位なら笑って許してくれると思う。 さぁ、あなたもたまにはちょっとユーモラスにパンチの効いた言い訳をしてみよう! 相手はきっと笑って許してくれるさ! PS 僕が三日間も更新をしなかったのは世界を悪の手から救っていたからです。本当です。 「食べ物の好き嫌いがない」というのがすごいことのように子供の頃には教えられるわけだけど、どうして「嫌いな食べ物がないのがすごい」ではなくて「好きな食べ物もないほうが良い」という教え方をするのだろうか? なんていう結構社会派な疑問が最近、ふっと頭に思い浮かび、仕事の時間に熱心に考え続け、ついに出た結論が 「別に俺はもう子供じゃないから、好き嫌いしまくっても関係ねぇやハハハ」 というものだったので、昼も晩御飯もカップラーメン食べて、超うめぇ。 |